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| 久しぶりのオリビアの登場に観客は大声援を送った。オリビアはその声援に手を上げて応える。
久しぶりの破壊ショー。オリビアの前には車が置かれている。超巨体のオリビアの前では普通のサイズの自動車もおもちゃのように見えてしまう。 静まるのを待って、まずはしゃがみ車の淵に片手をかける。とたんに周りから『ころがせ!』の声が沸き上がる。オリビアは空いている手を耳にあて監修をあおる。 盛り上がったところで、片手で軽々と車をころがすオリビア。沸き上がる歓声。転がった車をどんどん同じように転がす。転がすたびに観衆は歓声をあげた。車が観客席に近づき過ぎるとオリビアは芝居がかった調子で中央まで車を引きずって戻っていく。 次はオリビアが自分の大きなヒップをアピールしはじめる。転がされて傷だらけの車の前で腰をくねらせる。さらに盛り上がる観客。本格的な破壊の始まりなのである。 まず、軽く車の屋根に座る。軽く、と言っても推定1トンのオリビアが座ればただではすまない。メキメキと音を立てて車の屋根がへこんでいく。そのヘコミが収まると、腰を浮かせた。 ふわりと滑らかにジャンプすると、車の屋根にヒップを落とす。その落ちるタイミングに合わせ観衆はかけ声をかける。ガシャンと大きな音とともに車の屋根は一段とへしゃげる。オリビアのヒップドロップは数回続く。車の屋根は完全に中の座席までめりこんででしまう。 |
どっしりと車の屋根に座り込むとオリビアはその巨大すぎる筋肉をゆっくりアピールする。歓声がまた上がる。 右の拳をゆっくり固め、振り上げるとボンネットに向けゆっくり振り降ろした。いや、あまりに腕が巨大なのでゆっくりに見えるが本当は相当のスピードがある。 ボゴン! 一発でボンネットと中のエンジン、そしてなんとかもっていた前輪を破壊した。めり込んだ拳を引き抜くとボンネットが拳に張り付いてくる。どよめきと笑いが怒る。オリビアは拳を元の位置に戻すと今度は左の拳を振り降ろした・・・ フロントを破壊し終わると今度はオリビアの太股の出番だ。車のフレームをプレス機のように挟み潰していく。こうして破壊ショーの第一膜は終わる。 ちなみに第二幕は、小さな部品などを観客の望む方法で破壊していく。オリビア自体人気があるので、握り潰したアイテムなどにサインを求める人も多いとか・・・ |
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